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髪のこと

【ママ美容師が解説】産後の抜け毛が気になるときはいつから縮毛矯正をしても大丈夫なの?

 

産後の抜け毛が気になるけど、縮毛矯正っていつからしても大丈夫なのかな?
リー子
髪をさわるの大好き!

美容師歴18年のわたしが、縮毛矯正に関する疑問にすべて答えます。

 

  • 今までずっと縮毛矯正をしている
  • 産後に髪のうねりが気になり始めて、縮毛矯正をしたい
  • 髪の手入れを楽にしたい

こんな理由で、縮毛矯正をしたいと思っているママはけっこういるのではないでしょうか?

正直、縮毛矯正は薬剤を使うものなので、それなりのリスクはあります。

そこに産後の抜け毛という状況が重なってくると、さらに考えなければいけないことは増えてきます。

 

でも

『縮毛矯正絶対したい!』

と思っているママのために、不安を解消しながらできるだけ安心して縮毛矯正ができるように詳しく解説します!

 

 

産後の抜け毛のときにカラーをいつからしたらいいか書いた記事です。参考にしてください。

 

この記事を書いた人

 

できれば産後抜け毛が落ちつく半年~1年くらいがいい

それでは早速ですが、産後の抜け毛が気になるときはいつから縮毛矯正をしても大丈夫なのでしょうか?

 

ママによって変わるので、明確な数字はありませんが目安としては、

産後抜け毛が落ちつく半年~1年くらいです。

 

理由は、

ママの頭皮や髪、体に負担をかけてしまい、抜け毛を目立たせてしまうからです。

リー子
その詳しい理由は次の項目で解説します!

 

そもそも産後の抜け毛は、産後2ヵ月~3ヵ月から気になり始め産後半年~1年経つと落ち着いてきたと感じるママが多いんです。

 

あくまで個人差があるので、必ずしも全員のママが当てはまるものではありません。

 

落ち着いてきた時期を考えると、産後半年~1年くらいが縮毛矯正をしてもいい時期になってきます。

 

産後の抜け毛の原因、対策、時期など詳しく書いた記事はコチラです。

 

産後の抜け毛の時期に縮毛矯正をするデメリット

では、産後の抜け毛に縮毛矯正をしてしまうとどんなデメリットがあるのでしょうか?

縮毛矯正をしてしまうデメリット

・美容室で長時間同じ体勢で座るのは、ママに負担がかかる

・髪のペタンコが気になる

・髪がツンツンしやすい

・髪がダメージを受けて毛が細くなる

・今まで大丈夫なママも薬剤で肌が荒れる可能性がある

・薬剤が抜け毛を促してしまう場合がある

 

リー子
1つ1つ詳しく解説していきますね!

 

美容室で長時間同じ体勢で座るのはママに負担がかかる

産後間もないときに、美容室で長時間同じ体勢で座っているのは、ママの体に負担をかけてしまいます。

よく『出産のダメージは交通事故並みレベル』と言われますが、本当にそうだと思います!

 

リー子
実際わたしも産後しばらく同じ体勢でいると、後陣痛や悪露、腰痛に悩まされました。

産後3ヵ月くらいからやっと症状が軽くなってきて、動きやすくなりましたよ!

 

縮毛矯正の施術時間は最低でも3時間はかかります。

その間ずっと同じ体勢で座ることはママにとってはリスクです!

 

人によってそれぞれですが、美容室のイスに長時間同じ体勢で座ると腰に負担をかけてしまいます。

かといって縮毛矯正は途中でやめることもできない・・・。

ママの体を優先して考えましょう!

 

髪のペタンコが気になる

産後抜け毛が気になるときに縮毛矯正をすると、髪のペタンコが気になってしまうかもしれません。

リー子
前髪や頭頂部が抜けてスカスカになっているママは特に要注意です!

 

できる対策としては、

・家でスタイリングするときは、コテやアイロンで前髪や頭頂部をふんわり巻く

・頭皮から離して薬剤をつけてもらう

などがあります。

 

コテやアイロンが難しかったら、マジックカーラーやホットカーラーでも大丈夫です。

 

ふんわりさせた後はスプレーで固めて形が崩れないようにしてください。

 

なぜなら、縮毛矯正をした毛はすぐまっすぐ戻ろうとしてしまいます。

スプレーなど持続性が良いスタイリング剤を使うことでふんわりさせてペタンコが気にならないようにしてくれますよ!

 

薬剤を頭皮から離してつけてもらうことも、できる対策です。

離してつけてもらうと、根元付近に薬剤がつかず仕上がりがペタンコになりにくいんです。

 

くせが強いママは根元に縮毛矯正をしないと、くせが伸びていないと感じてしまう場合があるので、必ず美容師と相談してくださいね!

 

髪がツンツンしやすい

新しく生えてきた髪の毛が、縮毛矯正をすることでツンツンしてくるかもしれません。

縮毛矯正で髪の毛をまっすぐすると、短い毛は立ちやすくなります。

そうすると余計に、ツンツンした毛が気になってしまいますよね。

 

リー子
これも前髪や頭頂部の毛が生えてきてツンツンしているママは要注意です。

 

対策としては、

・ヘアケアマスカラをつける

・スタイリング剤やスプレーで固める

・頭皮から離して薬剤をつけてもらう

などがあります。

家に帰ってからできる対策としてはヘアケアマスカラをつけることです。

ヘアケアマスカラは、その名の通り髪につけるマスカラのようなもので、短い毛を抑えてくれるヘアアイテムです。

 

エルジューダのヘアケアマスカラは口コミもよく、美容室でも取り扱っている商品なので安心ですよ


リー子
スタイリング剤やスプレーもツンツン毛を十分隠してくれますよ。

スタイリング剤だったらN.スタイリングセラムが使いやすいです。

スプレーと併用して使うと持続性がよく自然な仕上がりになりますよ!

 

次に美容室で、できる方法としては薬剤を頭皮から離してつけてもらうことです。

そうすると、根元付近の髪は縮毛矯正がかからないのでツンツンしにくいです。

 

ただこれも頭皮から離すと、根元の毛がまっすぐ伸びないのでくせが強いママは、美容師と相談してしてもらいましょう!

 

髪がダメージを受けて毛が細くなる

産後に限らずですが、

縮毛矯正をすると誰でも髪にダメージを受けて毛が細くなってしまいます。

 

それでなくても産後ママは、ホルモンの関係で髪の毛がパサつきやすく、細くなっています。

リー子
その状態で縮毛矯正をすると、いわずとも毛がダメージを受け細くなってしまいますよね。

 

気になるママはホルモンが安定する半年~1年くらいは我慢する方が無難ですよ!

 

今まで大丈夫でも薬剤で肌が荒れる可能性がある

産後は、女性ホルモンの変化によって肌質も変わると言われ肌が敏感になっています。

それにより産前までは縮毛矯正の薬剤が大丈夫だったのに、産後で荒れる可能性があります。

リー子
縮毛矯正は施術途中でやめることが難しい技術なので肌がかゆい、ピリピリするからといって途中でやめられません。

 

これも心配なママは抜け毛が落ち着く半年~1年後にする方が安心です。

 

薬剤が抜け毛を促してしまう場合がある

縮毛矯正以外のカラーやパーマにもいえることですが、薬剤が抜け毛を促してしまうかもしれません。

※縮毛矯正の施術は、頭皮に直接薬剤をつけません。

 

リー子
でも薬剤自体、刺激があるものなので直接触れていなくても肌に刺激を与えています。

さらに産後ママの頭皮は乾燥しやすく敏感になっているので、その状態で縮毛矯正をすると

頭皮環境を悪化させてしまう場合もあります。

 

やっぱり心配なママは抜け毛が落ち着く半年~1年後に縮毛矯正をすることをオススメします!

 

どうしても縮毛矯正をしたい場合は?

ここまで読んで、産後の抜け毛に縮毛矯正をするのが良くないことはわかりましたよね。

リー子
でもどうしても縮毛矯正をしたいママはいますよね!

 

そんなママに、なにを注意して縮毛矯正をしてもらったらいいのか詳しくまとめました。

・美容師に必ず伝えて相談する

・全体ではなく部分的に縮毛矯正をする

・頭皮に保護剤をつけてもらう

・頭皮から離して薬剤をつけてもらう

・腰にクッションを挟み負担がかからないようにする

 

美容師に必ず伝えて相談する

縮毛矯正をしてもらう前に、必ず美容師に伝えて相談してください!

 

その際のポイントは、

・頭皮の状態を見てもらう

・髪の状態を見てもらう

・施術時間がどれくらいかかるか把握しておく

自分で頭皮の状態や髪の状態は詳しくわかりませんよね。

プロにきちんと見て診断してもらってOKだったら縮毛矯正をしてもらいましょう。

それと合わせて、施術時間がどれくらいかかるか必ず聞いて把握しておくことも大切です!

 

リー子
薬剤やママによっては5時間くらいかかる人もいますよ!

 

もし美容師に縮毛矯正をしない方がいいと診断されたら、無理はせずママの体の状態が良くなってからしてもらいましょうね!

 

全体ではなく部分的に縮毛矯正をする

縮毛矯正は全体だけでなく、部分的にすることもできます。

(美容室によるので事前に確認してくださいね。)

 

部分的に縮毛矯正をするメリット

・美容室の滞在時間が短くなる

・ダメージを受ける部分が少ない

・値段が安くなる(美容室で要確認)

最初に縮毛矯正は最低3時間みてくださいと伝えましたが、部分的にすると早くて半分の1時間半くらいで終わります。

そうすると美容室の滞在時間が短くなり、髪のダメージを受ける範囲も少なくてすみます。

リー子
さらに値段も安くなるので産後ママにはメリットですよね!

 

では具体的に、どの部分を縮毛矯正したらいいか解説します。

くせ毛具合によるので、参考程度にしてくださいね!

①前髪だけ

②前髪+横の髪

③頭頂部のみ

の3つのどれかをする人が多いです。

リー子
わたしがお客様にする場合②が1番多いです!

 

くせや気になるところは人によってそれぞれなので、必ず美容師と相談してくださいね!

 

頭皮に保護剤をつけてもらう

施術前に、頭皮に保護剤をつけてもらう方法もあります。

これも美容室でやっていないところもあるので確認してくださいね。

縮毛矯正の薬剤は直接頭皮にはつけませんが、保護剤をつけることで『刺激を軽減させる』という方法ができます。

クリームタイプやスプレータイプいろんな保護剤があるので一度美容師に相談して、保護剤を置いている美容室はつけてもらいましょう!

 

リー子
でも保護剤をつけたからといって100%大丈夫というわけではないですよ!

 

頭皮から離して薬剤をつけてもらう

繰り返しになりますが、

頭皮から離して薬剤を塗ってもらい縮毛矯正をしてもらう方法です。

 

今まで解説してきたことをまとめます。

頭皮から離して薬剤を塗ってもらうメリット

・頭皮へ直接刺激を与えるのを緩和させる

・髪がペタンコになるのを防ぐ

・髪がツンツンするのを防ぐ

 

頭皮から離して薬剤をつけると、根元の髪はまっすぐなりません。

 

でも、産後ママが今何を1番優先させて縮毛矯正をするか考えてください。

考えた上で、最良のやり方で縮毛矯正をしてもらってくださいね!

 

施術中は腰にクッションを挟み負担がかからないようにする

美容室で施術するとき、腰や背中にクッションを挟んみママの体に負担がかからないようにしてもらってください!

長時間同じ体勢で座るのはリスクがあると伝えました。

せめて、ママの体が楽な状態で3時間耐えられるよう工夫してもらいましょう。

 

美容室によっては置いてないところもあるかもしれません。

予約をとるときに事前に確認してくださいね。

リー子
クッションがない美容室でも何か配慮をしてくれるはずですよ!

 

縮毛矯正をした後のアフターケアは?

産後抜け毛に縮毛矯正をしてもらった場合は、アフターケアも大事です。

めんどくさがらずにしっかり行うと、のちのちの髪の状態もいい方向に変わってくれますよ♪

・家ではアミノ酸系シャンプーを使う

・お風呂上りは髪に流さないトリートメントをつける

・家で頭皮マッサージをする

(時間に余裕があるママは美容室でヘッドスパでもOK)

 

家ではアミノ酸系シャンプーを使う

アミノ酸系シャンプーは頭皮と肌に優しいので産後抜け毛が気になるママには1番適しているシャンプーです。

 

リー子
縮毛矯正をしてさらに敏感になったママの頭皮には、なおさら優しいシャンプーを使ってください!

 

市販で販売しているような、高級アルコール系シャンプーは産後ママの髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。

(美容室で売っているシャンプーも高級アルコール系シャンプーのものがあるので要注意!)

アミノ酸系?

高級アルコール系?

リー子
聞きなれない言葉でややこしいですよね!

シャンプーのタイプは4つあるのですが...。

 

 

アミノ酸系シャンプーのメリット

・弱酸性で髪と頭皮に優しい

・保湿性が高いので乾燥しにくい

・頭皮の必要な皮脂をとりすぎない

・頭皮や髪に負担が少ない

・刺激が少ないので生えてくる髪が健康に育つ

・育毛剤と相性がいい
(抜け毛の人に適してる)

アミノ酸系シャンプーには、こんなメリットがあるんです。

産後ママの頭皮と髪には相性ばっちりですよね!

 

でも実際どんなアミノ酸系シャンプーを使ったらいいかわからないママは『【ママ美容師が徹底検証】産後の抜け毛にオススメなシャンプーランキング|口コミレビュー』の記事を参考にしてみてください。

実際にすべて私が手にとり使ってみた上で、ランキングしたものです!

 

お風呂上りは髪に流さないトリートメントをつける

縮毛矯正をしたママの髪はダメージを受けて細くなっている状態です。

そこでお風呂上りは髪に流さないトリートメントをつけてください。

 

トリートメントをつけることで髪を保護してツヤとうるおいを与えてくれます。

 

縮毛矯正をするとかなりダメージを受けるので、ブリーチ毛などにも適している『エルジューダブリーチケアセラム・ジェルセラム』がオススメです。

 

このトリートメントは2種類あって、

細毛で絡まりやすい人→セラム

太毛でゴワゴワしやすい人→ジェルセラム

と、髪質に合わせて選ぶことができますよ!

 

詳しい選び方や使い方などは『【ダメージ毛必見】エルジューダブリーチケアセラム|ジェルセラムの口コミ体験談』という記事で解説しています♪

参考にしてみてください!


 

 

家で頭皮マッサージをするor美容室でヘッドスパ

頭皮に刺激を与えて、抜け毛を予防するという意味で、

・家で頭皮マッサージをする

・時間に余裕があるママは美容室でヘッドスパでもOK

があります。

 

自分でする場合は爪を立てないように、頭全体をやさしくゆっくりマッサージします。

育毛剤を持っているママは育毛剤をつけるタイミングでするのがベストですが、持っていないママは

シャンプー中にしてください。

 

その理由は、

・髪を無駄に引っ張らない

・自分がやりやすい

・リラックス効果が増す

1番は無駄に髪を引っ張ることがないので頭皮にも負担をかけません。

 

マッサージは無理ぜずお風呂時間に余裕があるママは試してみてください。

でも、プロにお願いするのもいいですよね!

リー子
縮毛矯正をした日と別の日で余裕があるママは美容室でしてもらってくださいね♪

 

縮毛矯正の薬剤が母乳に影響する?

今、授乳中のママは『縮毛矯正の薬剤が母乳に影響するのでは?』と不安なママもいるかもしれません。

 

しかし、

縮毛矯正の薬剤が母乳に影響することはありません。

 

ほとんどの場合、産後の授乳期にヘアカラーやパーマを受けても問題はなく、母乳への影響は心配ありません。

ですから、赤ちゃんへの影響については心配されなくても大丈夫です。

引用:赤ちゃん&子育てインフォ

ここにも書かれている通り産後の授乳期のカラーやパーマは母乳に影響はないとされており、縮毛矯正の薬剤も同様です。

 

リー子
実はわたしの美容室でも、授乳期に縮毛矯正をするお客様は結構いるんです!

 

まとめ:ママの体と相談しながら縮毛矯正をしましょう

リー子
これまでの記事をおさらいしますね!

 

産後の抜け毛の縮毛矯正は、

できれば産後抜け毛が落ちつく半年~1年くらいがいいです。

 

でもどうしても縮毛矯正をしたいママは、

・美容師に必ず伝えて相談する

・全体ではなく部分的に縮毛矯正をする

・に保護剤をつけてもらう

・頭皮から離して薬剤をつけてもらう

・腰にクッションを挟み負担がかからないようにする

この5つのことに注意して施術してもらってください。

でもこれで終わりではありませんよね!

 

家ではアフターケアとして、

・家ではアミノ酸系シャンプーを使う

・お風呂上りは髪に流さないトリートメントをつける

・家で頭皮マッサージをする

(時間に余裕があるママは美容室でヘッドスパでもOK)

がとても大切です。

 

もちろん縮毛矯正をしてもらうときは、ママの体調が良い日が前提です!

決して無理はしないように、ママが自分の体と相談しながら縮毛矯正をしてもらってくださいね♪

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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