『あなたはシャンプーで正しく頭皮と髪を洗えていますか?』
正しくシャンプーできていないと、
・抜け毛
・フケ
・かゆみ
・頭皮の嫌なニオイ
の原因になってしまいます。
毎日のシャンプーに少し意識することを増やすだけです。
それを毎日続けていれば頭皮が清潔に保たれて生えてくる毛も健康に育ちキレイな髪を手に入れることができます。
できることから始めてみませんか?
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この記事の目次
シャンプーの役割は頭皮を洗うもの
そもそもシャンプーは髪を洗うものではありません。
シャンプーの1番の役割は、頭皮の皮脂や汚れを洗い流すことです。
正しくシャンプーをすることで、頭皮を清潔に保ち健やかな髪を育てる役割があります。
なのでシャンプーを選ぶときは自分の肌質に合ったものを選ぶのがもっとも効果的です。
乾燥肌・敏感肌
・アミノ酸系シャンプー
・ベタイン系シャンプー
頭皮が脂っこい・皮脂量が多い
・高級アルコール系シャンプー
・石けん系シャンプー
正しいシャンプーのやり方
さっそくシャンプーのやり方について説明していきます。
お風呂に入る前にしっかり髪をブラッシングする
お風呂に入る前に髪をとかしブラッシングしている人って結構少ない気がします。
でもこんなにもメリットがあるんです。
ブラッシングするメリット
- 頭皮の血行をよくする
- 髪の汚れやほこりを浮かせて落とす
- キューティクルを整えてツヤを出してくれる
- 頭皮の皮脂を全体にいきわたらせ髪にツヤを出す
- 髪の絡まりをほどきシャンプーをやりやすくする
- 枝毛や切れ毛のダメージから守る
詳しい記事はコチラ▼
使うブラシは目が粗いものがいいです。
なぜなら、シャンプー前の髪は1日の終わりで髪が絡まりやすくなっています。
そんな髪を無駄に引っ張らず絡まりをほどいてくれるからです。
どんなブラシを使ったらいいかわからない人はコチラを参考にしてください♪▼
美容室でも使われているブラシで、とってもとかしやすいんです!
髪と頭皮をしっかり濡らす
お風呂に入ったらまずは髪と頭皮をしっかり濡らします。
お湯の温度は38°前後の少しぬるめが適温です。
熱すぎてしまうと、頭皮に必要な皮脂や油分まで落としてしまい肌を乾燥させてしまいます。
頭皮が乾燥すると抜け毛やフケなどの原因にもなってしまいますよ。
濡らすときは、お湯をあてながら頭皮をゆっくりマッサージすると血流もよくなるので効果的です。
長い時間をかけてしなくてもいいですが、頭全体を指の腹を使ってまんべんなくマッサージをするように行ってください。
この時点で7~8割は汚れが落ちるといわれています。
適量のシャンプー剤をつけ、しっかり泡立てる
次に髪の長さにあった適量のシャンプーを出します。
シャンプーの使用量の目安
ショートヘア・・・1プッシュ
ミディアムヘア・・2プッシュ
ロングヘア・・・・3プッシュ
泡立てるといっても最初にシャンプーを手に出してなじませたときは、少し白くなるくらいでOKです。
それを髪の毛につけて空気を入れるようにふんわりなじませます。
(直接頭皮にはつけません!)
髪の毛につけた後に頭皮につけ、手をしっかり広げて指の腹で全体になじませると大抵のシャンプー剤はしっかり泡立ちます!
主に頭皮を中心に洗う
泡立ったら指の腹を使って下から上に向かって頭皮を中心に洗います。
下から上に向かって洗う理由
・洗いやすい
・汚れが落としやすい
・頭皮のリフトアップになる
髪の毛は泡をなじますくらいでOKなので髪の毛同士をこすり合わせないように注意してください!
摩擦が起きて、髪を傷めてしまいます。
シャンプーの2倍の時間をかけすすぐ
シャンプー後のすすぎはシャンプーの2倍の時間をかけてしっかりすすぎます。
特に洗い流しにくい顔周りや耳の後ろ、えり足はしっかりすすいでください。
すすぎ残しがあるとかゆみや炎症の原因になることがあります。
さらに毛穴にシャンプーがつまり蓄積されると抜け毛の原因にもなってしまいますよ!
トリートメントをつける
トリートメントの役割
・髪の補修
・髪の保護
・指通りを良くしてくれる
頭皮にはつけず髪の中間から毛先にかけてつけてください。
あくまで髪の補修や保護をするものなので、頭皮につけるとべたつきや髪のボリュームダウンの原因になってしまいます。
しっかりすすぐ
トリートメント後もしっかりすすぎます。
顔周りや耳の後ろ、えり足はヌルつきがなくなるまでしっかり洗い流します。
すすぎ残しがあると毛穴に詰まりニオイの原因になったり、逆に髪をパサつかせてしまうんです!
髪をを包むようにタオルドライする
最後にお風呂から上がったら、しっかりタオルドライをします。
タオルドライする時の注意点
・髪を包み込むようにやさしく拭く
・頭皮はガシガシしすぎない
・根元から毛先に向かってする
・毛先は優しく包み込んでトントンと水気を拭き取る
目安はブラシでとかしても水滴が落ちないことです。
これで基本的な正しいシャンプーのやり方は終わりです。
なんとなくわかっていただけたでしょうか?
シャンプーのQ&A
次にシャンプーをするとき、『これってしていいの?しちゃダメなの?』ということをまとめました。
シャンプーを2度洗いしてもいいの?
2回シャンプーをするときは・・・
・スタイリング剤をたくさんつけた日
・何日かシャンプーをしなかった日
・もともと皮脂分泌が多くベタつきやすい
アミノ酸系シャンプーは洗浄力が弱く、高級アルコール系シャンプーは洗浄力が強いです。
肌質にあったシャンプーを使っていないと1回のシャンプーだと物足りなく感じることもあります。
そしてシャンプーをしすぎると・・・
・頭皮の皮脂を取り除きすぎて乾燥を起こす
・さらに取り除く過ぎると頭皮が過剰に皮脂分泌を起こし頭皮がべたつく
・髪が乾燥しパサつく
もし2度洗いするならこの手順でしてください♪
1.シャンプー前のすすぎはしっかりと
2.1回目のシャンプーは軽く泡立てなじませる程度でOK
3.軽くすすぐ
4.2回目のシャンプーは入念にしっかりする
5.時間をかけしっかりすすぐ
そうすることで、頭皮と髪に負担をかけすぎないけどさっぱりした洗い上がりになりますよ。
朝と夜どっちにシャンプーするのがいい?
朝シャンがダメな理由
・頭皮に必要な皮脂や油分も落としてしまい乾燥する
・そのまま外に出ると紫外線をダイレクトに浴び肌トラブルを起こす
・抜け毛やかゆみの原因につながる!
・髪もパサつきやすくなる
髪にはゴールデンタイムといって夜の22時~深夜2時までが1番成長ホルモンが分泌される時間があります。
もし朝シャンプーするときは、お湯で洗い流すだけにしておくいいですよ。
シャンプーを使わずお湯だけで洗うのがいいって本当?
湯シャンがいい人
・朝シャンする場合
・肌が弱い人、超敏感肌
・アレルギーを持っている人
でもお湯だけだと、
・髪がパサつきやすくなる
・頭皮の汚れが落としきれずかゆみが出る
・頭皮の嫌なニオイが起きる
試してみて自分に合わないと思う場合はシャンプーを使用した方がいい場合もあります。
まとめ:正しいシャンプーは健康な毛が生やす!
シャンプーの正しいやり方、疑問などは解決されましたか?
基本的にはいつものシャンプーを丁寧にしっかり行うことです。
正しいシャンプーを続ければ、頭皮と髪がキレイになり健康な毛が生えてきます。
めんどくさいといって何も変えなければ何も変わりません!
良い高いシャンプーを使っているだけでは髪がキレイにはなりません。
今髪の悩みがある人はシャンプーのやり方を見直し実践してください!
きっと見違えるように髪がきれいになる人もいるはずです。
もしかしたら今使ってるシャンプーが合っていないのかも・・・。
まずは、一つ一つ行動に移してみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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