『上の子に優しくできない』
『上の子にイライラする』
『上の子が可愛くない』
『そんな自分に自己嫌悪・・・』
産後にそんな思いを抱えているママはいませんか?
そういう私も経験しました。
まさか自分がそんな感情で悩まされるとは、出産前に思ってもいませんでした。
わたしの場合は出産後すぐではなく産後4か月くらいから特に感じ始めました。
当時のわたしにとっては壮絶でショッキングな出来事ばかりでした。
(一生忘れられません。)
その当時の出来事を、自分の心の変化もふまえて話したいと思います。
でもこの記事が、今『上の子』問題で悩みを抱えているママの参考になったらいいな、という思いで書きます!
こういう人もいるんだな~と温かい目で見ていただけると嬉しいです!
この記事を書いた人
この記事の目次
わたしが上の子に優しくできなくなった経緯
冒頭にもいったように、わたし自身産後4か月くらいから『上の子』に対して優しくできない、イライラすると感じ始めたと思っていました。
でもよく考えてみると、2人目妊娠中から上の子に対するわたし自身の態度が変わっていったような気がします・・・。
2人目妊娠中
2人目妊娠中、わたしはつわりから始まり妊娠後期になっても体調がすぐれず、切迫早産気味と診断されていました。
診断されたことで、上の子と一緒に遊んだり、話をゆっくり聞いてあげる余裕がありませんでした。
でも普段、楽しそうに保育園に行っている様子を見ると、そこまで深く考えず過ごしていました。
今振り返ると、ここでわたしと上の子の溝が少しできていたように思います。
でも当時は、そんなことに全く気がついていませんでした・・・。
さらに、この辺りからパパっ子に・・・!
2人目出産後
出産のとき、わたしが入院で5日間いなくても上の子は全く平気でした・・・(悲)!
入院中はパパが世話をしていたのですが、上の子はうれしそうに過ごしていました。
そして退院後、わたしは次男の世話ばかりする日々。
ここで、いざ上の子と一緒に遊ぼうと思っても上の子が今なにが好きで、なにで遊びたいか知らない自分がいました。
それでも毎日楽しそうに保育園にいき、家に帰ったらご飯を食べて寝る。
毎日上の子に怒ってしまう自分に自己嫌悪
そんな毎日の中、産後4か月くらいのとき上の子がわたしに『あまりなついていない』と感じ始めました。
なついていないからわたしに寄ってこないし、すぐパパのところに行く。
さらにわたしの言うこともきかない。
挙句の果てに『ママと一緒に寝ない!』といわれる始末。
そうなると、いうことを聞かない上の子にイライラする、怒ってばっかりで上の子に優しくできない!
こんな自分嫌!
ここでようやくなにか対策しないと!と感じ、いろいろ試行錯誤し始めました。
遅いのはわかっています・・・。
上の子に優しくできないときにしたこと
この時点で、怒ってばかりで上の子に優しくできない自分がいるのはわかっています。
でも自分をうまくコントロールできないのです。
どうにかしたいと毎日葛藤する日々。
状況を打破したい気持ちはすごくありました!
そんなときにしたことです。
上の子と離れる
普段保育園に行っているので、365日ずっと一緒というわけではありません。
でも家に帰ってくると起こってしまうので、離れられるときは離れてみました。
・パパが休みの日は上の子を外に連れて行ってもらう
・パパに上の子の日常生活の世話をしてもらう
離れることで、自分も冷静になることができました。
早く寝る
普段からみんな一緒に寝ているので、早く寝室に行き早く寝ました。
寝るのが遅くなっていくと自分もイライラしてしまうので、早く寝てできるだけ睡眠時間を確保できるようにしました。
といっても、下の子の授乳で夜中に最低2回は必ず起きないといけません・・・。
でも実際、早く寝れた日は次の日怒る回数も少なかったです。
上の子が小さい頃の写真や動画を見る
気持ちに余裕があるときは、上の子が小さい頃の写真や動画を見ていました。
もちろんかわいいし、成長したなぁと思うんです。
でもなんでわたしはこんなかわいい上の子に優しくできないんだろう、と逆に自己嫌悪になってしまうことも・・・。
ママがそんな気持ちの時にはあんまり見すぎない方がいいかもしれません。
上の子をギュッとする
上の子をギュッとする。
当時は嫌がられていましたね・・・(悲)。
それが余計悲しくて、わたしもなかなか素直に心から抱きしめてあげることができなかったように思います。
それから1か月感じたこと・・・
そんなことをいろいろ重ね、わたし自身気持ちの変化が少しずつでてきました。
イライラして上の子に優しくできないときは自分の気持ちが優先になっていました。
でも上の子が悪いんじゃない、今までの上の子に対する態度が悪かったんだと。
そこでようやく気づき、今までのことを思い返しました。
「一緒に遊んであげられなかった」
「ゆっくり話を聞いてあげられなかった」
「毎日怒ってばっかりの自分」
気づいた途端、プチンと糸が切れたように大号泣。
わたしなんてひどいことしてたんだろう!!
そこで、
・子どもに嫌われたくない
・かわいいこの時期を逃したくない
・家族みんなで楽しく過ごしたい
という気持ちに変わっていきました。
この辺りから少しづつ自分の気持ちに余裕が出てきました。
子どもに嫌われたくない
単純に『上の子に嫌われたくない』また『ママ大好き』って言ってほしいと思えるようになりました。
わたしにとってこれが1番大きかったかもしれません。
このときは小さい頃の写真や動画をみると、心からかわいいし、これからもしっかり成長を見守りたいと思えるようになっていきました。
かわいいこの時期を逃したくない
そしてこのとき上の子が2歳だったので、おしゃべりし始めてとってもかわいい時期です。
このかわいい時期を逃すなんてなんてことをしてるんだ!
と思い始めました。
いろんな言葉をしゃべり始めて、踊ったり歌ったりもできるようになった、今をこの目でしっかり見届けたい!
そんな風に思うようになりました。
家族みんなで楽しく過ごしたい
家族みんなで毎日笑って楽しく過ごしたい、という思いも強くなりました。
美味しいごはんを食べて、『これ美味しいね』って笑い合って、一緒におでかけして『またみんなで来ようね』って言い合って。
そんな日々を一緒に過ごしたい!と本気で思うようになりました。
今現在していること
自分の気持ちの変化を経て、今現在もわたしが上の子に心がけてしていることです。
・ママが笑って過ごす
・怒るよりほめる回数を増やす
・抱っこといわれたらなるべく抱っこする
・『ありがとう』『大好き』をたくさんいう
ママが笑って過ごす
なにより、自分自身が笑うことです。
思えば、今まで怒ってばかりで笑顔になれていませんでした。
ちゃんと目を見て笑う、そうすると自然と上の子も笑顔になってみんなニコニコになれます。
怒るよりほめる回数を増やす
イライラして怒ってばかりでしたが、それよりできていることに目を向けてほめることです。
今まで上の子をしっかり見ていなかったので、何ができているか把握もできていませんでした・・・。
・1人で靴が履けた
・自分で服が着れた
・歌が上手に歌えた
抱っこといわれたらなるべく抱っこする
いつかもっと大きくなったら、嫌でも抱っこできなくなる日がきます。
下に子供がいるとできないときもありますが、抱っこといわれたらなるべく抱っこします。
そうすると愛情もたくさん伝わるし、今しかないこの瞬間を思いっきり感じることができますよ!
下の子の首が座ってからは、危なくないように2人抱っこすることもありました。
『ありがとう』『大好き』をたくさんいう
『ありがとう』『大好き』はこれ以来、本当にたくさん言うようになりました。
言葉に出さないと伝わらないし、言っている自分も笑顔になってお互い幸せな気持ちになれます。
みんなが笑顔になれる言葉です。
きっと当たり前のことばかりですが、わたしが心から素直にしたいと思うまで本当に時間もかかったし、自分自身との葛藤もたくさんありました。
今だからこそできることもたくさんあります。
まとめ
上の子に対して『イライラする』『優しくできない』『可愛くない』と思っているママ、本当にわかります。
時間が解決することもあるかもしれません。
でも1回ママ自身が立ち止まって自分と向き合うのも大切だと感じています。
今までの自分の態度はどうだったか、どんな気持ちで怒ってしまっていたか。
もちろんママが自分と向き合えないときは、無理に向き合わず、そう思えるまで待ってみてもいいと思います。
ママの気持ちにゆとりが出るまで。
きっと本人にしかわからないし、人それぞれ違うので正解も人それぞれです。
ママも人間です。
また、『上の子が可愛い』『いとおしい』『大好き』と思えるように絶対なります。
焦らずママのペースで進んでいきましょうね。
こんなわたしの体験談ですが、悩んでるママの役に立てたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。